外出が億劫

日記とか忘備録とか。

wordpressからhugoに移行作業をした

1,2ヶ月前に。
技術的な話は特に無くて、ポエム寄りです。

移行の理由とか

移行したサイトはこれ
所謂「うちのこ」系のまとめページ的なページ。
ゲームしたり寝倒したりしながら土日こみで3日くらいかかっていて、たぶん実際作業していたのは1日弱くらい。

移行の理由は色々あるけど、私にとってwordpressは機能過剰なこと。
5年近くwodpressを使用していたものの、最低限の記事作成とせいぜいタグ付け機能があれば十分だという結論に至った。
むしろ重いし更新が管理画面からしかできないのが面倒だし、もっとシンプルでいいなあ、と感じた。

自分のスキルはhtml/cssはそこそこ、付随してjq経由でちょっとしたjsがかける、という典型的なコード主体のwebデザイナー
phpはダメだし、SQLも無理。DBの概念もふんわりとしか理解できていない。
そうなるといざというときの対応がしにくいwordpressより自分のスキル内で確実になんとかなる静的サイトジェネレーターのほうが魅力だった。
gulp等の使用で所謂「黒い画面」には多少耐性がついていたのも理由。
スキルのほう伸ばせばいいのでは?とも思ったけど、趣味でやるならjs系フレームワークとか仮想DOMとかそっちの勉強してみたいしなーということでさっくりwordpressからは撤退することにした。

なんでhugoにしたのか

ローカルでコンパイルを行う静的サイトジェネレーターならなんでもよかった。 それなりに日本語での解説サイトがあったのと、コンパイルが早いという噂があったので。
以前に300ページ程のものを静的サイトジェネレーターに突っ込みコンパイルの遅さにうんざりしたことがあって(これは今思えば自分の使い方が悪かった)、コンパイルの早さはそれなりに気になるところだった。

テーマに関しては最初から自作するつもりだったので考慮しなかった。
誰でも使える汎用性の高いものを作るならともかく、製作者と運用者が同じ場合は別にそこまで手間をかけなくともわりとなんとかなる、と思う。
デザイン->コーディングまでは半日程度で済んだし、その後の組み込みも1日程度で終わったのでそんなに時間はかからなかった。

実際の作業

必要なページが70ページ程だったので手動でmd形式にコピペした。もうやりたくない。

探せばたぶん移行用プラグインとかあるだろうし、無くても自分のできる範囲でもブックマークレット書くとか開発者ツールから無理矢理スクリプト実行させてfileAPI使って.mdにまとめるとかできたし、まあ色々やりようはあったよなあ……。
とは思うものの、一部のテキストはそれぞれ記事ごとにベタ打ちテキストじゃなくデータとして持たせたいとか色々あったので結果としてはそう悪くもなかったかもしれない。
でも3日のうち1日半はコピペで消えたので本当にもうやらない。次はもっとマシな方法をとりたい。

urlはとくに引きの必要性を感じなかったので今後の管理のしやすさ優先で変更してしまった。
SEO対策が必要なページではないし、むしろ二次ジャンルなので検索避けしろと言われる類のサイトなので。

移行してみて

快適。
ページを増やすのが気楽にできるようになったし、その気になれば手軽にいじれるし、しばらくはこれでいきたい。
問題は一定以上ページが増えたときにコンパイルが重くなる可能性があることだけど、5年近く運用していて70ページ程度なので自分の場合は当分問題にはならない……と思う。たぶん。

woodpressは機能が豊富でやりたいことはなんでもできてしまうので「とりあえずwordpress」となりがちだけど、レンタルブログ以上程度には手間がかかるし定期的にアップデートの必要があってそれなり程度に面倒くさいし重いし、まあ良いところばかりのものでもないよな……と実感した。
きちんと扱えば便利なものだとは思うが、私はやっぱりもっと手間が少ないものが良い。

この結論に至るのに5年もかかってしまったので、もうちょっと早く気づくべきだったとは思う。